炊飯器の寿命が短くなる原因と長持ちのコツ

炊飯器は使い方が悪いと故障してしまいすぐに寿命が来てしまうこともあります。炊飯器が壊れてしまう原因や寿命を短くしてしまう原因があるので紹介していきます。

炊飯器でご飯を炊くときに重要なパーツは「内釜」です。内釜がどのような役割をしているのか知らない人もいるのではないでしょうか。炊飯器の内釜にはコーティングがしてあり、温度センサーと呼ばれる機能の作動に関わっています。

このコーティングがないと温度センサーが上手く作動しなくなってしまい、お金がおいしく炊けなくなってしまいます。そのため炊飯器は内釜を丁寧に扱う必要があります。

ご飯を炊く場合は、お米を研ぎますがその時に内釜の中でお米を研ぐ人も多いのではないでしょうか。実はお米を内釜で研いでしまうと、内釜のコーティングが摩擦で剥がれてしまいます。もしくは剥がれなくてもお米を研ぐたびにだんだんと剥がれていってしまいます。

コーティングがはがれるとうまくご飯が炊けなくなり、炊飯器の寿命となってしまいます。炊飯器でご飯を炊く場合は内釜でお米を研がないようにしてください。

ご飯を炊いたときに炊いたご飯を全て食べられないこともあります。こういった時は炊飯器を保温のままにしておく人も多いのではないでしょうか。炊飯器を保温にしたままだと寿命が短くなる原因となるため、保温にしたままはよくありません。

保温にしたままだと炊飯器内部の部品を劣化させてしまうため寿命が短くなってしまいます。炊飯器はできるだけ保温のままにしないで電源は切るようにしましょう。電源を切っておけば部品の劣化を最小限に抑えられるため炊飯器の寿命を長くすることができます。

人は一日に3食食べるため、一日に2回、三回と炊飯器でお米を炊くという人もいるのではないでしょうか。炊飯器は使えば使うほど寿命は短くなるため、炊飯器でお米を炊く回数はできるだけ少なくすると寿命を伸ばすことができます。

ご飯を炊く場合は一度にまとめて炊くようにして、炊飯器を使う回数を減らすようにしてみてください。ただし、炊飯器の容量以上のご飯を一度に炊くことは寿命的によくありません。まとめて炊く場合でも、炊飯器の容量以上にならないように要領を調整してお米を炊くようにしましょう。

最後に炊飯器はやはり普段から綺麗にしていることが寿命を長くするためのコツです。炊飯器の外側はもちろんのこと内側の掃除も忘れずに行うようにしましょう。炊飯器はご飯を炊くと噴出口から水蒸気が出ることを知っているでしょう。

実はこの水蒸気にはでんぷんが含まれており、炊飯器を掃除しないままだとどんどんでんぷんが溜まっていってしまいます。でんぷんが溜まると水蒸気が出にくくなってしまい、これが炊飯器の寿命を短くする原因となってしまいます。

炊飯器の寿命は約5年から6年ですが、お手入れ次第では20年以上使うこともできます。炊飯器を長く使いたいのであれば適度に炊飯器の外部と内部を掃除して、綺麗に保つようにしましょう。また炊飯器をキレイにしておかないとご飯がまずくなることもあるため、おいしいご飯を食べるためにも定期的な掃除は必要です。