テレビにも寿命がある!利用不可や修理が必要になる症状は?

テレビには寿命があり、購入してから何事もなければ7年から10年が目安となります。それ以内に故障する可能性もあるため、故障してしまえば7年経たずに寿命を迎えてしまう可能性もあります。

ではテレビが使えなくなったと判断するにはどのようにすれば良いのか?寿命や故障の前には症状が出る事も多いため、症状から寿命と判断しましょう。テレビが寿命に近づくと5つの症状が出るため、症状が出た場合には注意してください。

まず一つ目は液晶に症状が出ることです。例えば液晶画面に縦線や横線が出た経験はないでしょうか。縦線や横線が出るとしばらくはそのまま使えますが、いずれ映像の色が変わったり、真っ黒になったりするため、テレビが観にくくなってしまいます。

またテレビの画面が以前よりも暗いという場合も寿命が近いサインです。画面が暗い場合、バックライトに寿命が来ている症状でいずれ映像が見られなくなってしまいます。

2つ目の症状はテレビの電源がONにできなくなったときです。または電源のON/OFFをしてたまに電源が入るといった場合は寿命が近い可能性があります。電源が入らない場合、リモコンが使えなくなってしまった可能性もあります。リモコンを掃除しても電源が入らなかった場合は、テレビの中の回路が故障している可能性が高いです。

3つ目はテレビから異臭が出る症状です。具体的に言うと、焦げているようなにおいがする場合は寿命のサインでそのままにしておくととても危険です。ひどい場合だと火災につながることもあるため、異臭がする場合は無理に使おうとせずすぐに使用を中止するようにしましょう。

4つ目はテレビから聞こえる音がおかしくなった時です。テレビにはスピーカーが内蔵されており、スピーカーが壊れてしまうこともあります。壊れてしまうとテレビの映像音が割れたような音になったり、雑音が混じったりするため見分けやすい症状です。

5つ目は電源コードとプラグに異常が見られた場合です。例えば電源コードやプラグが異常に熱い場合、故障している可能性が高いです。異臭と同様に電源コードやプラグをそのままにしておくと火災の危険があるため気を付けましょう。

それ以外に原因があることもあり、テレビ本体に問題があるのではなくアンテナに問題がある可能性もあります。テレビが設置されている家庭であれば必ずアンテナもあり、このアンテナは環境に影響を受けやすいです。もしもテレビに問題がないのにテレビが観られない場合は、アンテナの方を確認してみると良いでしょう。

上記の5つの理由でテレビが使えなくなった場合は、修理をすることができる事もあります。まだテレビを買い替えたくないとか何かしらの理由で買い替えができない場合は修理することも検討してみてください。

しかしテレビの修理は費用が大きくなってしまうこともあるため、修理するよりも新品を購入した方が費用を抑えられることも多いです。寿命が近づいた場合には修理と買い替えどちらが安いのかよく考えてから行うようにしましょう。