掃除機の平均寿命は何年?こんな症状は故障の危険

掃除機の寿命は機種にもよります、平均は6年から7年です。機種によっては10年以上使える掃除機もあるため、長く使いたい場合は寿命が長い掃除機がオススメです。掃除機は「コードレス」が流行っていますが、コードレスはコードありの掃除機よりも寿命が短くなりがちのため注意しましょう。

掃除機が寿命に近くなると、掃除機に様々な症状がみられるようになります。最も多い症状は掃除機をかけてもホコリやゴミを吸収できなくなる症状です。掃除機はゴミが詰まって吸引できないこともあるため、まずはゴミが詰まっていないか確認してみましょう。

ゴミが詰まっていないにも関わらず吸引できない場合は故障している可能性が高いです。当然ですが吸引できなければ掃除できないため買い替えもしくは修理を検討する必要があります。

掃除機を使っていると、電源が入らなかったり、使用途中で止まったりしてしまうこともあります。掃除機が動かず、動いてもすぐに止まってしまう場合も掃除機の寿命が近い可能性が高いです。途中で止まってしまう場合はゴミが詰まっていて止まる可能性もあるため、ゴミが詰まっていないのか確認してみましょう。

長年使い続けていた掃除機は起動したときに異臭や異音がすることもあります。異臭や異音は掃除機の寿命の症状の一つの為、見逃してはいけません。異臭や異音がする場合は掃除機に内蔵されているモーターが寿命に近い可能性があります。

少しくらいの異臭や異音ならまだ使えると判断してしまい、異臭や異音がするにも関わらず使用し続けてしまう人もいます。異臭や異音がするのに使い続けてしまうと掃除機が壊れるだけではなく、火災になる危険性もあります。少しでも臭いと音がおかしい場合はすぐに使用するのをやめて買い替えすることをオススメします。

掃除機を使っているとコードの巻取りに不調が出る事もあります。また接触が悪くて角度によって動いたり動かなかったりすること、こういったちょっとした不調にも気を付けましょう。巻取りが不調やコードの接触が悪い程度であればまだ使えますが、それ以外のところにも限界が来ている可能性も高いです。

少しでも掃除機の調子が悪いと思った場合は、すぐに原因を調べてみるようにしましょう。多少の故障であれば修理することで治ることもあるため、壊れてしまったからといって必ずしも買い替える必要はありません。しかし修理をする場合には使っている掃除機の保証期間に注意する必要があります。

掃除機には部品保有期間というものが用意されており、メーカーにもよりますが製造されてから約6年間は保証されます。この期間であれば掃除機を製造しているためもしも故障してしまった場合でも修理が可能です。しかし保証期間を過ぎてしまえば掃除機の部品が製造されないため、修理したくても修理できなくなってしまいます。

修理できなくなった場合は自分で直すか、もしくは買い替えをして新しい掃除機を購入する必要があります。修理をする場合は修理にどれくらいの費用が掛かるのか確認してから修理に出すことをおすすめします。